There is wedding ここにある結婚式 岡澤ひとみ

上質で温かく、価値のある結婚式に必要な全てを書いています

引出物・引菓子選び プロが見た引出物ポイント3つ(前編)

昨日、京都御所を散策したんですが、紅葉が美しく、空気も澄み切っていて、「日本」という感じが(どんな感じ?)して、すごく感激しました。京都でのフォトウエディングもお任せくださいね。

人がいっぱいの観光地ではなく、京都らしい素晴らしいロケーションを提案できます。(2020年春の撮影予約開始しています)

 

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さて、今日からシリーズで引出物・引菓子について書いてみます。

引出物だけで、間違いなく2000文字は超えそうなので(笑)前編・後編に分けます。

 

1、引出物のルーツと、最近の傾向

2、こんな引出物はちょっと嫌われる

3、今まであったすごい引出物トラブル

 

1、引き出物のルーツと最近の傾向

引出物のマナーで調べると、色んなことが説明されていますので、迷ってしまう引出物。

 

地域性もあって、これが正解っていうのが無いんですよね。

 

縁起をかついで、奇数で点数を用意することが一般的です。

引出物1つ・引菓子1つ・縁起物(名披露目)1つの3点が関西では多いパターン。

最近では、引出物1つ、引菓子1つ、帰りに渡すプチギフト1つで、3点と考えるというカップルもいます。

 

北海道の会費制ウエディングの場合は、引菓子1つのみが主流。

 

東北は寝具、香川は嫁入り菓子「おいり」(カラフルなポン菓子で、これ可愛いいんです)

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(写真お借りしました)

 

海の近くでは、かまぼこなども引出物として贈る習慣があります。

 

名古屋は昔は、5~7品を用意したそうですが、最近は3~5品だそうです。

 

最近は、ゲストが自分の好みで選べる「カタログギフト」が多くなってきたり、

当日の手荷物を減らすため、自宅へ配送してくれる引出物も、今や珍しくないですね。

 

実は引出物は、披露宴で出たお料理(例えば赤飯や、尾頭付きの鯛など)を自宅に手土産として持って帰り、家族で楽しんだのが始まりと言われているので、当日持って帰るスタイルが主流だったし、今みたいに贈り分け(人によって中身を変えること)は、

そもそもなかったんです。

 

そんなことから本来は、ゲストの皆さんが同じ引出物を持って帰るというのが正式なマナーでもあると言われています。

 

2、こんな引出物はちょっと嫌われる

どんな引出物でも、もちろんお二人からの心がこもっているので、喜ばれるのが引出物なんですが、例えば「お二人の名前や写真がドーンと入ったもの」や、「大きくて重いもの」「個性が強すぎてマニアックすぎるもの」などは、ちょっと敬遠されますね。

 

いくつあっても困らないものや記念になる高級品などが喜ばれます。

 

昔は、割れるもの(食器など)は縁起が悪いからと避けられましたが、今は人気があります。ブランドのワイングラスや、マグカップ、お皿など貰った人も多いはずです。

ちなみに、ブランド食器や、すごく凝った陶芸などの食器は、納品まで1か月以上の日数が必要な場合がありますので、個数も多い人は要注意です。

 

 

3、今まであったすごい引出物トラブル

引出物トラブルは書き出すと、意外とあるんですよね。

 

お二人が手配した引出物でも、持ち込み料を頂いている限りは、そのチェックはプランナーの仕事ですから、毎週金曜日や土曜日は、真剣勝負です。

 

<引出物で多いトラブル・ベスト5>

 

①熨斗の名前が間違っている

両家の苗字や二人の名前が間違って納品されるパターン。

もちろん、式場で手配していたら、プランナーさんは前日に1つ1つこの熨斗のチェックをしています。

漢字が間違っていないか?熨斗が結びきりになっているか?

(蝶結びの熨斗は、何度あってもいいお祝いに使うので、婚礼は結びきりです)

 

②そもそも納品された商品が違う。

色が違うとか、メーカーの包装紙でなく百貨店の包装紙で 納品されちゃったとか。

そのブランドの紙袋も付けて欲しいと言われてたのに、紙袋が入ってないとか。

 

③数は間違っていないか?

届いた個数が違うってことも。1週間前に数が変更になっていたりすると、足りなかったり、多かったりしないか?前日に確認しておかないと、返品出来ない場合がほとんどですし、逆に足りない場合は前日にお店に連絡しないと、土日曜日がお休みのお店だと、当日、間に合わないので。

 

④包装紙や熨斗に破れがないか?

『破れる、切れる』は、結婚式ではご法度です。1つ1つ裏表を確認して、チェックします。

 

⑤贈り分けする場合は、その組み合わせの間違いや、渡し間違い

贈り分けの場合は、中身がそれぞれ違うので、落ち着いて引出物袋の中に詰めていかないと、間違えて入れたら大変なことになります。

 

また、中身が正しくても、テーブルにセットする際に置き間違えたら大変です。

何回も確認して置いていきます。

 

さらには、酔って違うゲストの引出物を持って帰りそうになるゲストがいらっしゃるので、披露宴が終わったあと、引出物から手を離されたゲストを瞬時に私は見つけ出し、目を離さないという特技も身につけました(笑)

 

今でも覚えているのは、

新郎のお母さんが田舎から持ってきた「かまぼこ」を引出物に加えて欲しいと、

当日の朝、手渡されたときのことです。

 

中を確認すると、熨斗が蝶結びでした。お母さんは気にしてませんでしたが、

やはり間違った熨斗で渡すのは・・となり、ホテルで結びきりの熨斗を用意し、

披露宴の間で筆耕屋さん(筆で美しい字を書いてくれる専門の人)に、名前を書いてもらい、スタッフ全員で熨斗を掛け替えたことがありました。

ああいうとき、スタッフ同士、言葉を交わさなくても、分業し、なぜかすごいチームプレーが出来ます(笑)

 

引出物選びの何かの参考にしていただけたら嬉しいです。

 

お二人の結婚式が上質で温かく、価値のあるものでありますように。